ひな人形を持つ理由とは

種類・値段の違いや選ぶ時のポイント

時代に合わせて目まぐるしく変化するひな人形

ひな人形とは親の親からの贈り物

女の子の健やかな成長を願って飾られるひな人形ですが、一般的には生まれた子の親の親、それも母方の祖父母からのお祝いとして届けられます。
地域の習慣や風習、あるいは個人の考え方によって誰から贈られるのかに違いが生じることもありますが、嫁いで女の子を生んだわが娘に対して贈られるものというのが、ひな人形を手にする一番ポピュラーな手段です。
もっとも豪華なひな人形は七段飾りですが、昨今は飾るのが大変ということもあり、七段飾りまでは必要ないと考える人が増えてきています。
贈られるものであることを考えると、最上級のものをという気持ちから選ばれた結果が七段飾りなのであれば、それをありがたくいただくのがこれまでなら礼儀と考えられてきました。

好みを聞いてから選ぶ時代へと変化

もっとも豪華な七段飾りを贈りたいと親が考えても、娘側としては飾る場所もないので、親王飾りだけにしてほしいと思っているかもしれません。
あるいは、親王飾りもごく小さなサイズでいいと考えているとしたら、七段飾りはもちろんのこと、大きめの親王飾りを贈っても、心から喜んではもらえないということになります。
それではせっかくの親心が不憫ですので、昨今はまず、どのようなひな人形が欲しいのかを娘に聞いてから選ぶ親が増えてきました。
一口にひな人形と言ってもさまざまなものがあり、七段飾りもあれば親王飾りだけもあります。
最近は親王飾りだけというタイプが一番よく選ばれていますので、親王飾りのバリエーションが豊富になってきたのが特徴です。


時代によってひな人形のお顔というのは変わるもので、かつては貴族風の雅なお顔立ちが好まれたものですが、最近では人気キャラクターをモチーフにしたものや、ラインストーンを使い、華やかな仕上げにしたものもあります。
宮中のお姫様とはまた違う、いわゆる海外でいうところのプリンセス風のお顔立ちに仕上げたひな人形は、お人形はもちろんのこと、ケースそのままで飾れるスタイルの装飾自体も洋風で華やかなところが大きな特徴です。
いわゆる和風のひな人形に対し、洋風テイストを採り入れたタイプと言えます。

子供に選ばせるという選択肢もあるかも

生まれたときに祖父母から贈られるひな人形は、これまでは祖父母の好みで選ばれてきたといっていいでしょう。
それがまずは娘の希望を聞いて選ぶようになり、最近では物心ついてから子供に選ばせるという選択肢も出てきています。
子供が自分で気に入ったものを選んだなら、毎年飾るのを楽しみにしてくれるからで、これなら片づけは親任せになるとしても、飾りたがるのは確実と言えそうです。

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